くらしとお金の相談室

日本FP協会北陸ブロックでは毎月2回「くらしとお金の相談室」が開催されています。
今月当番で相談員を務めました。
今回のご相談内容は、教育資金についてでした。

近年は教育費が高くなり、教育費は親が負担するのが当然と考えられていますので、親としても負担がたいへんです。特に大学へ行くお子さんがいる親御さんにとっては家計のやりくりはたいへんです。早くから準備しておけばいいとわかっていてもできないのが普通です。

まずは、親は将来の人生設計を考えるにあたって、現在の家計状況や資産状況を確認することから始める必要があります。その上で、将来ライフイベントに沿ってキャッシュフロー表を作成してみることが重要です。

子供の大学進学も大きなライフイベントの一つです。入学金・授業料・住居費・生活費などなど。

親の負担に対して子供にも知ってもらい、どれだけの負担しなければならないか、そして親に対する感謝の気持ちなど、子供に意識してもらうという家庭教育も重要なのではないかと思います。

家計など経済面のアドバイスだけでなく、人としての意識もアドバイスすることもFPの役割かと思ってます。そして、それが親と子が一緒になって将来について考えるきっかけになればうれしいものです。