ゆうちょ財団金融教育支援員セミナーを受講しました

ゆうちょ財団主催セミナー『障がいのある人向けの教材を活用した「お金」講座の進め方』を受講しました。
障がい者の方が自立していく上で、また悪質商法の被害者にならないためにも、お金を管理する能力を備えることは大切です。
しかし、障がいの程度によってはお金の管理はすべて家族に任せている方も多くいらっしゃいます。したがって、本人だけではなく、親をはじめとする保護者の金銭教育も大切だと思います。
お金を管理する能力があれば、新しい世界を経験でき、自分が気が付いていない能力を発見できたり、趣味などにより充実した生活を送ることができると思います。しかし、それにはお金の性質を学ぶことにより、事故や事件に巻き込まれないようにするのも金銭教育の重要なポイントだと思います。
金銭教育の講師を務めることがありますが、参加者の方々皆さんに満足していただく金銭教育は難しいです。障がいの種類や程度の違いがあるために一様に進めることができませんし、理解度を測定するのも難しいです。
そこで教材が大きなポイントになります。教材はいろいろな会社や団体から提供されています。しかし、なかなかぴったりくるものはありませんが、最終的には講師がどのようなことを伝えたいのかという信念をしっかり持って教材を作成したりお話しするかではないかと思います。

今回のセミナーであらためて講師の考えや経験、参加者に対する熱意などが大切だと思いました。