親なきあと４

親御さん誰もが考えることは、自分たちが亡くなった後（判断能力が衰えた時も含む）、障害を持つ我が子が経済的に安心して生活していけるようにしておきたいと考えます。

それではどのような方法で子どもに財産を残していけばいいのでしょうか。一般的には、方法として「遺言」「生命保険」「生前贈与」「信託」などがあります。

しかし、ここで考えておかなければならないことがあります。それは、子どもが引き継いだ財産（お金、不動産など）の管理をどのようにするかです。管理する能力が本人自身にあればいいのですが、管理する能力がない場合は「成年後見制度」を利用して、成年後見人に財産管理を任せることになります。

次回からは、遺言」「生命保険」「生前贈与」「信託」「成年後見制度」についてご案内していこうと思います。