研修会報告

あるJAでLA対象の社会保険をテーマとした研修会でお話いたしました。

社会保険の中でも、「年金」「健康保険」「介護保険」についての基本的な事柄とLAとして業務にどのようにかかわるかをお話ししました。

お話ししていて思ったのは、やはり“生命保険(生命共済)”は重要だとあらためて感じました。

年金においては、将来の生活設計の糧となるのが年金です。しかし、公的年金の給付額だけではいままでと同じの十分な生活は期待できません。そのためには若いうちから自助年金を蓄積していくということが大切となってきます。たとえば、iDeCoや国民年金基金であったり、年金保険(年金共済)で将来のために備えておくということです。また、たとえばご主人が病気や事故で亡くなった時、残された家族の生活の糧となるのが遺族年金でですが、それでは不足することから死亡保障のある生命保険(生命共済)が大きな役割を果たします。

一方、健康保険では、医学の進歩は目覚ましいものがありますが、公的保険でカバーできる診療以外の費用がバカになりません。高額療養費である程度に抑えられますが、入院などが長くなるとおむつやパジャマなどの費用、先進医療などを受けた場合などの保険診療外の費用は自己負担です。それをカバーしてくれるのが医療保険(医療共済)やがん保険(がん共済)などです。

あらためて、生存補償を見直してみるのも大切だと痛感した研修でした。