雑誌「近代セールス」投稿

“相続”において、一般的に相続財産(遺産)に占める不動産の割合は大きいケースが多い。そのため、不動産の相続で困ったり悩んだりするお客様を見受けられます。今回の特集で不動産相続についての寄稿をしました。

不動産相続で争いや困ることの原因にはいくつかある。

代表的なものとして、相続人が遺産としての不動産の所在や契約内容など被相続人から知らされていなかったり、遺産として残された不動産の名義が被相続人の親であったりするなどがあり相続手続きするにあたって困ってしまいます。

また、不動産の評価額の見解が相続人それぞれで違っていたり、各不動産の収益性・利便性が大きく乖離していたり、遺産において現預金が少なく不動産の割合が大きい、などの場合は争いとなる可能性が高いです。

よく不動産を利用した相続税節税対策について雑誌等に掲載されるが、節税対策も重要ですが、円満円滑な承継対策があっての節税対策だと思います。