信用金庫職員研修の講師を務めました

今年1月から(または4月から)全国の信用金庫の中で信託商品の販売をスタートした金庫があります。

信託商品は、「こころのリボン(しんきん暦年信託)」と「こころのバトン(しんきん相続信託)」です。

近年各金融機関では、次世代取引の展開や資金流失防衛のために相続業務に注力しています。信用金庫も顧客のニーズに応えるため信託商品の販売をスタートしたわけです。

研修会の内容は、相続の基礎知識・相続税の基礎知識・信託商品販売イメージなどについてですが、やはり販売するにあたって相続に関する知識は必須です。販売するにあたって、職員の皆さんは通信教育や研修の受講などである程度の知識を持っているということで、できるだけ実務的な内容でお話ししました。

相続を切り口にしたビジネスチャンスは、金融機関にはたくさんあります。しかし、そのためにはお客様からの信頼がないとお客様から相続相談が来ることもありませんし、したがってビジネスチャンスもないということになります。

研修では、それらを踏まえてお話ししましたが、みなさん趣旨を理解していらっしゃってるのか、真剣におききいただきまました。

相続は経験です(当然知識があることが前提ですが)。自分から積極的に取り組んでいただき、お客様から信頼され、ビジネスにつなげていっていただければと思っております。